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産後ケアヨガの話。骨盤底筋群。

2017/01/23

産後ケアヨガの話、続きです。

クラスの中では骨盤底筋群という単語が何度も出てきます。
もう聞き飽きた~なんていわれちゃうくらいかもしれません。

実は40代から50代の閉経前後の女性は「腹圧性尿失禁」「切迫性尿失禁」「過活動膀胱」といった排尿障害が多いのです。
「腹圧性尿失禁」とは急に立ち上がった時や重い荷物を持ち上げた時、咳やくしゃみなどによる失禁。
「切迫性尿失禁」は急にトイレに行きたくなり、我慢できずに起こる失禁。
「過活動膀胱」は急にトイレに行きたくなる尿意切迫感が一週間に一度以上起こる病気です。
50代の女性の8人に1人は「過活動膀胱」というデータもあるくらい多い病気なのです。

実際に高齢の女性を中心としたクラスを担当すると聞こえてくる声が「水分をとるとトイレに行きたくなるから我慢する」とか「途中トイレに抜けても大丈夫ですか?」などと聞かれます。
始まる前にはトイレを確認する方も多いです。
また、クラスが終わるとトイレに駆け込む方も多いです。
8人に1人はあながち間違っていないデータとの実感があります。

ちなみに対処は手術か骨盤底筋群トレーニングです。
トレーニングの効果については「効く」「効かない」で意見が分かれているところ。

ご想像の通り、こうした排尿障害の原因は「妊娠」「出産」です。
妊娠中~出産直後からトレーニングを開始していればかなりの効果があり、40代~50代になって切ない思いもなく過ごせるのです。

実際に悩んでから対処するのも一つの考え方です。

ですが、若いうちの方が効果が早く現れるのもまた事実。
出産後半年が一つの山場です。

気になる方はお早めに・・・・♪


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