幸せになりたい。
2012/04/23
『チッタ(心素)の働きの止滅は、アビヤーサ(勤修)とヴァイラーギヤ(離欲)によって成し遂げられる。』
ヨーガスートラ第1章・第12節
『ヨーガスートラ』はヨガの教えを凝縮した古典です。
その中にはたびたびヴァイラーギヤ(離欲)を勧められます。
簡単に言ってしまえば欲一杯だと道を見失うとでも言いますでしょうか。
離欲出来ているかをしばしば瞑想します。
実は「生(生きること)」は「欲」そのものです。
では人はどうして生かされているのだろう。
同じくヨーガの古典『バガバッド・ギーター』では、私たちは肉体だけでは不安定な生き物であるため、内なる自己に安定しなさい(=解脱)、内なる知性を安定させなさい(=解脱)。そうしたら「幸せ」になるのだとあります。
「解脱」という言葉はとても難しく感じますが、つまりは自分に生まれる欲を自在に手放し(=離欲)、日々を大切に過ごす(=勤修)をすると「幸せ」になれるということを指しています。
人は「不幸」を求めて生きてはいない生き物です。「幸せ」を求めるために生かされているのです。
「幸せ」になる方法はもう分かっているなら、あとは実践あるのみ。
Kafu~では実践の方法を皆様に合わせた形でお伝えできたらと思っています。
一緒に取り組んでみましょう♪