産後ケアヨガについて
2015/04/17
産後ケアヨガについて
出産を終えた身体は育児という休みない激務にさらされます。
大変なことです。
マタニティヨガから参加している方には産後するべきことをお伝えして二ヶ月間過ごしていただいています。
産後はおよそ2カ月過ぎると生活も安定し、外出もできる気持ちになる頃です。
それまでは仰向けで寝ているようにし重力による負荷で自然に骨盤が閉じるのに任せます。
ここで手を掛けると産後が心身ともに辛くなったりしますので仰向けで過ごすことはとても大切です。
産後のヨガの目的は「35年後まで健康に過ごすための術を身につけること」です。
子供がいる以上、心身が健康な母であることは最重要項目です。
私たち人類の女性が長寿になったのは孫の世話をする社会システムを持ったからと言われます。
今は晩婚の時代。子供を持つのも遅くなっている現状からすると、人類史上最長記録更新中！35年先まで健康であり続けることを目指すことになり、今まで以上のケアが必要になっています。
そして育児をするにあたり、心身が健康であること大切なことです。
特に母親の心の健康状態が子供の発育発達に影響します。
戦前のアメリカでの乳児院での実験データですが、乳児たちにまったくスキンシップをしなかった場合、衰弱が始まり一週間でドクターストップとなりました。反応に応じたり、笑いかけたり、話しかけたりるすことが発育に影響する貴重な情報です。
日本でもスキンシップを持つ家庭は免疫力が母子ともに高まるとのデータもあります。
ともに高まると聞いたらやるに限ります（笑）
こうしたことを楽しんで出来るようにするヒントを沢山お伝え致します。
そんなことから沢山のお伝えしたいことは山々ですが、その中でも選りすぐって産後の身体の調節になるもの、35年先の未来を見据えたことを選りすぐってお伝えしております。お子さんと一緒に楽しんで出来るものも沢山ご紹介しています。
特に大切なものは、お家で繰り返せるようにお伝え致します。
繰り返してもらえないと意味がないからです。
今まで扱ってきた身体への感覚は一人で生きる場合のもの。
これからは長い先を見て日常の中で身体を見てほしいのです。
産後の一年を大切に過ごすことで35年間の健康状態がおおよそ推察出来ます。
だからこそこの一年を大切に過ごしてほしいと思うのです。
今年の桜
