デカフェコーヒーを考える。
2012/12/08
先日マタニティクラスの参加中の方から、デカフェコーヒーってどうやって作るのでしょう?と質問がありました。妊婦さんや授乳中の方、疾患のある方にかカフェインを減らす~取らないようにお伝えしているのですが、以前疑問に思ったまま保留にしていたのをすっかり忘れてていました。思い出させてくれてありがとうございます。
というので早速調べました。
現行使われているカフェインを抽出する方法は3種類。
有機溶剤抽出法
溶剤はベンゼン、クロロホルム(61-62℃)、トリクロロエチレン(86.7℃)やジクロロメタン(39.75℃)が使われているそうです。これまた物騒な下を噛みそうな健康に悪そうな名前が並んでいますが、幸いこれらの方法でデカフェになったものは日本では販売されていないそうです。海外からのお土産の時のみ注意が必要ですね。
水抽出法
カフェインは水に溶ける性質を利用して生豆を水に浸けてカフェインを抽出する方法です。風味が落ちるとも言われます。今回直接質問したネスプレッソさんではこちらの抽出法を使った上に抽出液から炭でカフェインを抜き去り、風味成分を再び圧力をかけて豆に戻しているそうです。ネスプレッソのデカフェは2~3%カフェインが含有されています。がエスプレッソ用に深炒りされることでさらにカフェインが除去され0.2%以下になるとのこと。
超臨界二酸化炭素抽出法
溶解性の高い、超臨界状態の二酸化炭素(super-critical carbon dioxide)にカフェインを溶かし出すというものである。通常の気圧、温度に戻すと、私たちの身近にある気体の二酸化炭素になるので、人体にも安全だし、豆の味を損なうこともない方法で、一番新しく開発された方法です。
ちなみに通常の豆の場合は0.2%以下の含有、インスタントコーヒーでは0.3%以下の含有でデカフェと呼ぶというヨーロッパの基準が指標になりますが、国内基準は未定とか。カフェインレスとの名称の場合、ヨーロッパと同じこともありますが、10%残留のこともあります。気をつけないとですね。
いっそ気持ち切り替え穀物コーヒーが安心かも。
いろいろ試したけれどインカコーヒーが私は好きです。
私はジョージ・クルーニーが好きが高じてネスプレッソが好きです♪
ネスプレッソとインカコーヒーは試飲を出せますので興味ある方は声かけてください。